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たぱぞう著「最速で資産1億円!たぱぞう式米国株個別投資」を読んだ感想

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最速で資産1億円!たぱぞう式米国株個別投資

こんにちは、かいごのかえる🐸です。

今回はたぱぞう様の著書「最速で資産1億円!たぱぞう式米国株個別投資」を読ませていただきました。

 

最速で資産1億円!たぱぞう式米国株個別投資

1.個別株は投資はチャンスが大きくて、何より楽しい

米国株投資は1年や2年の短いスパンで利益を上げる投資ではなく、10年、20年、30年という長期の視点から利益をあげることを目的にしている。

米国株投資をするのにいいタイミングというのは別にないし、乗り遅れることもない。

 

個別株はつみたてNISAなどやETFよりもリスキーだが、その分リターンも大きく、何よりも楽しい。

 

2.貯金ゼロで投資をしてはいけない

もし、現在、十分な貯蓄がない、あるいはなけなしの貯蓄を米国株につぎ込もうといしているなら賛同できない。

投資の鉄則は余ったお金でやろうということ。

生活費の6か月分は貯蓄で持っておくべき

 

3.コア・サテライト投資

コアの部分では時間はかかるけど安定して資産を増やせる投資、そこからさらに余ったお金でハイリスクハイリターンな投資をする方法。

コアの部分では米国市場にインデックスに連動する銘柄やETFを買うべき。

  • アメリカの企業4000社の株式で構成されているETF VTI
  • アメリカを代表する優良な500社の銘柄で構成されているS&P500に連動する SPY
  • 全世界の9000銘柄に分散する VT
  • 米国の債券市場全体に投資できる BND
  • 米国総合債権インデックスに連動する AGG

 

4.投資を始める前に目的と目標を明らかにしよう

65歳までに2000万円を作るのが目標であれば無理に個別株をしなくても良い

年率4.5%を複利で増えるとして、20歳なら毎月1万2000円、30歳なら2万円、40歳なら3万7000円をVTIを買うだけで良い。

 

5.投資の税金について

売買差で利益を得るキャピタルゲインの場合、損益通算することが出来る。

A社の売買で20万円利益を得ても、B社の売買で20万円損をすれば税金は免除される。

一般NISAやつみたてNISAは決まった金額までキャピタルゲインに税金がかからないが、損益通算は出来ない。

 

配当のインカムを受け取った場合は米国と日本で二重課税になるので、確定申告で米国の税金を取り戻すことが出来る。

NISA口座の場合は日本の税金がかかっていないので外国税額控除を受けることが出来ない。

 

6.証券会社はネット証券がおすすめ

 

7.セクター別ETFでアグレッシブに利益を得る

S&P500以上のパフォーマンスを期待して投資先と選べるのは情報技術セクター

  • バンガード・米国情報技術ETF VGT
  • ナスダック100に連動する QQQ

 

QQQの方がGAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)に偏っている。

 

8.米国個別株投資の基本

  • ◇米国株は1株から買える
  • ◇米国株にはストップ高ストップ安がない
  • ◇米国株はティッカーシンボルというアルファベットで識別する
  • ◇米国株は配当金多め
  • ◇成長企業は配当金を出さないこともある

 

9.テクニカル分析

株価のチャートを見てこれから株価が上がるか判断する手法

◇サポートライン

下値支持線とも言い、これより株価は下がらないだろうと予測されるポイント

3つくらいの安値を結んだ線。

レジスタンスライン

上値抵抗線とも言い、サポートラインと逆に直近の高値を結んだ線

 

サポートラインとレジスタンスラインは株価の状況によって変化する。

株価がラインを突破すると、サポートラインとレジスタンスラインの役割が逆転することがよくある。

 

◇200日移動平均線

米国株の場合200日移動平均線にタッチしたら買いという判断でよい

 

10.ファンダメンタルズ分析

  • ◇営業利益率が20%(Amazonのように例外もある)
  • ◇1株あたりの当期純利益EPSが右肩上がりで増えている
  • ◇定期的に自主株買いをしている(10年に最低1割程度)
  • ◇営業キャッシュフローが15%以上あればその会社は優秀

 

11.銘柄選びでいちばん大事なこと

その会社がこれから成長していくとあなたが信じられるか。信じられる根拠、ストーリーは明確か。

  • ○その会社は現在、どういうビジネスでどのくらい稼いでいるか
  • ○今後どういうビジネスを展開していくつもりなのか
  • ○あなたはそのビジネスに好感が持てるか、応援したいと思えるか
  • ○あなたはその会社や経営者のビジョンに共感できるか、信頼できるか

 

投資に失敗するパターンとしてその株を保有する理由を後付けしてしまうこと

 

12.たぱぞうさん注目の銘柄

  1. Google
  2. Apple
  3. Facebook
  4. Amazon
  5. マイクロソフト
  6. ◇メドトロニック(MDT)安定した増配を続ける医療機器メーカー
  7. ベリサイン(VRSN)ネットセキュリティで堅牢な売り上げを構築
  8. レイセオン・テクノロジーズ(RTX)民間機からロケットまで手掛ける多国籍企業
  9. ◇ユニオンパシフィック(UNP)南北戦争時代から続く鉄道会社
  10. ロッキードマーティン(LMT)米国を支えるハイテク軍事企業
  11. ◇IHSマークイット(INFO)景気指標PMIを算出する調査会社
  12. ◇CMEグループ(CME)先物取引企業
  13. エスティローダー(EL)創業70年のコスメメーカー
  14. ◇ブラウン・フォーマン(BF.B)世界の酒好きから愛されるスピリッツメーカー
  15. ◇ストライカー(SYK)高齢化で需要が高まる整形外科向け機器メーカー
  16. ◇KLAカンパニー(KLAC)半導体関連のリーディングカンパニー
  17. ◇ウォルトディズニー・カンパニー(DIS)Huluも子会社化したメガ・メディア企業
  18. ブラックロック(BLK)iシェアーズを展開する資産運用会社
  19. ◇ダナハー(DHR)高い営業利益率を誇る医療機器の持ち株会社
  20. ◇ゾエティス(ZTS)ペット家畜向け製薬メーカー
  21. ◇オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)信頼性の高い指標も出す総務の外注企業
  22. ◇フェア・アイザック(FICO)信用スコアリングで存在感を出す
  23. ◇S&Pグローバル(SPGI)S&P500の指数も出す信用格付け会社
  24. MSCI Inc.(MSCI)不況の時に妙味が出る株価指数算出企業
  25. ◇ビザ(V)圧倒的先行者利益を持つクレカ会社
  26. ◇ホームデポ(HD)アマゾンと差別化できるDIY向け小売り
  27. ムーディーズ(MCO)SPGIと双璧をなす格付け会社の代表格
  28. ◇インチュイット(INTU)成長を続ける財務管理ソフトの老舗
  29. ◇アムジェン(AMGN)世界的高齢化で」今後も期待できるバイオ製薬
  30. ◇エキファックス(EFX)世界8億人の信用情報を扱う信用調査会社
  31. ペイチェックス(PAYX)中小企業に強い人事管理ソフトメーカー
  32. ◇アンフェノール(APH)技術力に定評がある電気電子コネクターメーカー
  33. ◇ナイキ(NIKE)世界トップのスポーツアパレル
  34. ◇サービスナウ(NOW)DXの追い風を受けて業績株価が急成長
  35. ◇アドビ(ADBE)競合のいない唯一無二のソフトウェア企業
  36. ◇アンシス(ANSS)コンピューター支援設計で成長への期待大
  37. ディアジオ(DEO)ウィスキーからビールまで扱う英国企業
  38. ◇セールスフォースドットコム(CRM)顧客管理ソフトを提供するSaaS企業
  39. ◇ヴィーヴァシステムズ(VEEV)医療をクラウドで支えるヘルスケアのホープ
  40. ◇ワークデイ(WDAY)赤字でも割高な株価が続く期待の銘柄
  41. マスターカード(MA)ビザと2強でマーケットをがっちり確保
  42. ◇テスラ(TSLA)株価が5年で20倍!電気自動車メーカー
  43. ◇ドキュサイン(DOCU)上場3年で株価6倍。新型コロナで加速
  44. ◇コインベース・グローバル(COIN)ナスダック初上場の仮想通貨取引所
  45. ◇ニーオ(NIO)課題も多いが期待もできる気鋭の中国EVメーカー

 

最速で資産1億円!たぱぞう式米国株個別投資まとめ

  • 1.まずは貯金をしよう
  • 2.コア・サテライト投資でコアはETF投資信託分散投資、それより余ったお金でハイリスクハイリターンな個別株
  • 3.投資の目標と目的を明らかに。20歳で老後2000万円を目指すなら毎月1万2000円VTIを買うだけで良い
  • 4.情報技術セクターのETFを買うのもあり。
  • 5.サポートラインとレジスタンスラインを意識、ファンダメンタルズ分析大事、そして何よりその会社のストーリーが信じられるかが一番大事
  • 6.ぱたぞうさんのおすすめ銘柄を詳しく知りたい方は是非当ブログ経由で本を実際に買ってみてね

 

 

たぱぞうさんのお勧め銘柄がほとんどノーチェックな銘柄ばかりだったので面白かったです。

このブログだけでは本の魅力の数分の一だけなので、ぜひ実際に本を手に取ってみてください。

 

以上かいごのかえる(@kaigonokaeru)でした。

🐸ケローン

 

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